こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
私には、自閉スペクトラム症と診断された息子がおります。
今回はその息子の成育歴についてまとめてみました❗
療育・通院歴、習い事のまとめ
いきなりですが、まずまとめを掲載しておきます。
療育歴、通院歴、習い事を記載しました。
期間は、誕生~入園前までになります。
0歳 誕生
3ヶ月 ベビーマッサージに通う。(週1回計5回)
1歳6ヶ月 1歳半検診。指差しなし、言葉の遅れあり。
→「様子見だが、気になれば個別相談を」と勧められる。
2歳0ヶ月 社会福祉協議会の育児相談に行く。
→社会福祉協議会が行っている在宅訪問・療育教室で様子を見ることに。
2歳1ヶ月 社会福祉協議会の療育教室(小集団療育4回/月)と
在宅訪問(個別療育1回1時間4回/月)療育利用開始。
2歳5ヶ月 市の個別相談。新版K式DQ66。
2歳7か月 地元の医療センター小児科の医師より、自閉傾向あり。
2歳8ヶ月 社協の療育教室⇒療育専門施設の療育教室に移行。
2歳8ヶ月 発達専門診療所、児童精神科の医師より、自閉スペクトラム症と診断。
(3ヶ月に1回受診)
2歳10ヶ月 両側外鼠径ヘルニア、右陰嚢水腫の腹腔鏡手術。
2歳11ヶ月 カワイ音楽教室「親子あそび」リトミック教室。
(3カ月間、計10回。1回1時間、生徒2人:先生1人)
3歳5ヶ月 地元の私立幼稚園に入園
ざっくりですが。
以下、細かい成長記録は見出しの下にPDFファイルを貼ってあります。
私のメモのような物です。表にまとめてありますが、読みにくいかもしれません😅
細かく知りたい方はご覧ください🙏
誕生~1歳までの様子
1歳までは、ごく普通の子だったと思います。
が、息子は自閉症・・・と認識しながら昔の動画を見返してみると、確かに喃語を発している映像はほとんど残っていないかもです😭
絵本を読んであげたり、あやしてあげたりすることに対し、笑顔等の反応はありました。
体の育ちは順調そのもので、言葉や指差しがまだ無いなーくらいです。
男の子だし・・・と思って息子の成長をおおらかに見守っておりました。
1歳~2歳 発達障害かな?
1歳になり、息子の成長がゆっくりであることがだんだん気になり始め、1歳半検診で自ら相談をしました。
たしかに”ゆっくりである”という指摘は受けました。
気になれば個別相談を・・・と誘われました。
予約は数カ月待ちとのこと。
とりあえず、予約だけ入れ、あとは自分でじっくり考えました。
この頃、息子の自閉症の傾向はまだそんなに色濃くはなく、(ないと思っていた😓)
言葉は遅いけれども、頭は悪くなさそうだし、知的障害があってもごく軽いもので、そのうち追いついてくれるかな~と期待しておりました。
まだ1歳半だし、言語の表出ができにくい子なのかなと。
そして、”2歳になるまで待とう!”と決め、予約していた個別相談はキャンセルしました。
かわいい息子の成長を素直に喜んで育てたいと思い、あまり考えずに過ごしました。
その後、2歳になる1ヶ月前から2歳2ヶ月くらいの時期が、障害を受容するために葛藤した時期になります。
今振り返ってみて思うことは、たしかに苦しかった時期はあったのですが、私の場合、受容に対して苦しんだのはとても短い時間で済みました。
学生時代に福祉を学んだという下地があったこと、家族の理解の早さ等周りの助けがあったからだと思います。
受容については別の記事で書きました👇
2歳~3歳 療育開始!そして病院受診へ
2歳から、息子の成長のことで本格的に動き出しました。
まず、社会福祉協議会の育児相談に行きました。
当日、社協の女性スタッフ2名+私と息子の4人で行われ、広い部屋の中に少しのおもちゃと机がありました。
ベテランの先生が息子の名前を呼んでも、息子は知らんぷりで黙々とおもちゃで遊んでいました。
たしか、ボールか何かを投げていたと思いますが、スタッフに投げ返すことはなく、好き勝手にやっていました。
これに対し先生が、「これだけ静かな環境で、自分の名前を呼ばれても振り向かないことは…」という反応をしたんですね。
実は、私もこの息子の反応にびっくりでした❗
私が呼べば来るんです。
今まで親族ばかりの付き合いの中だったので、知らない人から呼ばれる経験がなかったから気が付かなかったんですよね。
息子は、知らない人の声が耳に入らない・・・😱
これは、いよいよだな・・・と思い、すぐに療育の申し込みをしました。
社会福祉協議会では、週1回のペースで小集団療育を、加えて、自宅に社協スタッフがおもちゃを持って来てくれる在宅訪問も行っており、そちらも週に1回1時間利用できました。
(療育についても、書くと長ーくなるので、また別の機会に書きたいと思います。)
この社会福祉協議会での療育を半年強続け、就園に向けてもっと本格的な療育と、幼稚園の情報を求め、療育専門施設での療育へ移行しました。
ゆくゆくは、幼稚園の代わりにその専門施設の毎日通園部門に通わせることも視野に入れていました。
それと並行して、発達相談を予約し、初めて発達検査を行いました。
新版K式、結果はDQ66。実年齢は2歳5ヶ月、認知面では2歳前半、言葉は1歳前半くらいとのこと。
その時、自ら病院受診のことを相談をし、しばらく後に病院受診も開始しました。
専門病院は最初、受診するまでの予約の段階で待つと言われたため、先に地元の小児科で診てもらって、その後に本命の発達専門診療所へ行きました。
地元のお医者さんからは、ものの2,3分で「自閉傾向がありますね」と言われました。
その1ヶ月後に行った発達専門診療所でも、なんとなく「自閉症」と言われた記憶があります。
この先生は、はっきりおっしゃるタイプではなかったので、いつ診断されたのか気が付きませんでした。
診断書を見て、初診日に診断されたことを、後になって知りました。
”知的障害”と診断が付いたのは、年長になってからです。
3歳~3歳半 幼稚園入園直前の様子
息子は10月生まれなので、3歳半で入園になります。
入園先は、学区外ですが、地元の私立幼稚園に決まりました。
この頃できたこと、できなかったことは入園前に作ったサポートブックに残っています。
↓↓↓
個人情報を抜いて発達に関係するところを抜粋しました。
2015年2月、息子が3歳4ヶ月の際に作成した物です。
上の3歳半までの育ちよりも細かく書いてあります。
この頃を思い出すと、一般園がよく息子を受け入れてくれたなぁと思います😓
もっとも、療育専門施設を希望したにも関わらず、そちらに入れなかったため受け入れる他なかったのだと思いますが😵
幼稚園の選び方については、また別記事に記載します。
最後に
以上、ざっと息子の誕生~入園前までの育ちのまとめでした。
”自閉症は3歳までに症状が現れる”・・・育ててみて、この言葉の意味を実体験しました。
息子も2歳~3歳の間に症状がドドーっと出てきて、あれよあれよと言う間に立派な自閉っ子になっていたように感じます。
幼少期、確かに育てるのは大変でした。家にいるのも大変、外出も大変、夜も寝ない・・・
幼稚園に入園する前なんて、言葉も単語数個、身辺自立もしていないし、私から離れると大泣きだったため、どうなることかと思っていました。
でも、小学生になった今、私やお友達を気遣い、お手伝いや手助けを進んでしてくれる子になりました。
日常的な会話も困らなくなりました。
「ママ、ここは静かにだよ。シー!」とか、「危ないから気を付けてね」なんて言葉もかけられるようになりました。
子どもの成長ってすごいなぁ~と感慨深いです。
この記事では幼稚園入園前までの成育歴について書きました。
この時期に行った療育の様子は、こちら👇