【言葉の遅れ】幼児期に発語がある子、ない子の成長

今日のテーマは、ざっくり表現すると、言葉の遅れについてです。

専門的なことではなく、あくまで私の体験や疑問をまとめたものです。

薄っぺらい内容で恐縮です。

先日、息子が通っている特別支援学校にて、高等部の学生の実習体験発表会がありました。

高等部になると、それぞれ福祉施設や企業さんに実習に行きます。

発表会では、自分はどんなところに行って、何をしてきたのか、写真や動画を交えて学生が自分自身で発表します。

年に数回ある発表会、私は可能な限り参加するようにしています。

息子の将来のため、というのもあるのですが、ちょうど今の高等部の2、3年生に、私が施設で働いていた時に関っていた子どもたちが数人いるので、その子たちの成長を見たくて参加しています。

働いていた、と言っても、就職をしてすぐに私の持病が悪化してしまって短い期間で辞めてしまったので、経験を語れる程ではないのですがね・・・

あの頃の子どもたちの記憶はまだ結構残っています。

昨年、初めて発表会を見た時、子どもたちの成長した姿を見てすごく感動しました。

あんなに落ち着きがなかった子が、全然言葉を発しなかった子が、高校生になり、堂々と立派に発表することができていたので。

A君は、園時代は、たしかほとんど言葉を発していなかったような、おとなしい印象の子でしたが、先日の発表会では司会を担当していて、状況を見て進行をし、ゲストの方のお話にも耳を傾け、あいづちを打ち、座っている姿も顔つきもキリっとしていました。

自身の発表も、丁寧な言葉遣いで、紙を見ずに文章を覚えて話している部分もあり、本当に素敵な姿でした。

B君は年少の頃、動きが激しくて、すぐに運動場に脱走してしまう子で、「ちょうだい」の「ちょ」くらいしか言えなかった子でしたが、先日は自分の言葉で発表し、質問に答え、多動の「た」の字も感じさせないくらい落ち着きを見せていて、最初その子がB君とわからなかったくらい変わっていました。

でも、一方で、逆の意味で驚かされた子がいました。

私が受け持ったC君は、年中の時点で私の名前を呼び、会話でのやりとりができていました。

彼は自閉の部分は濃くて、数字が大好き、こだわりも頑固でしたが、お話が上手で、よくおままごとをして一緒に遊びました。

いわゆる高機能自閉症という感じで知的な遅れはほとんどなかったんじゃないかな?

身辺自立もしっかりしている子だったので、年度途中で普通園に送り出したくらいです。

私は、正直、C君はもしかしたら普通高校に通っているかもしれないなぁと思っていたのですが、昨年、支援学校に在籍している事を知って、そして、発表会で発表している姿を見て衝撃を受けました。

あれだけ言葉を発していてお話も上手だったのに、高校生になった今、活舌が悪くて、しかも早口で、何を言っているのか聞き取れないくらいモゴモゴとした口調。

表情も、障がい・・・ある子だな、と思わせるような顔つきでした。

もう1人、D君は会話は上手とまでは行かないものの、言葉を発し、のんびりした口調で自分の好きな事をずっと話しているような子がいました。

自分自身の事も愛称で呼んだりして、こちらからの働きかけに対しての反応も比較的ある子でした。

施設で働いていた時、言葉を発する子は貴重な存在だったので、D君のこともわりとよく覚えているのですが、彼も、今はほとんど言葉を発することができなくなっているようで、実習の発表は毎回先生が代わりに行っています。

”折れ線型の自閉症は予後が悪い”という話は聞いたことはありますが、幼稚園時代に言葉が話せて、そこから後退していくことってあるのでしょうか??

彼らに何があったのだろうか・・・

聞きたくても、デリケートな問題過ぎて保護者に直接聴くことなんてできないので、疑問は疑問のままなのですが。

子どもの成長って、本当にわからないものだなとつくづく実感したところです。

うちの息子の言葉は、どのような成長をたどっていくのでしょうね。

幼稚園の頃は、年長でも決まったパターンの二語文、三語文がやっとな子でしたが、高校生くらいになったら、立派にお話できるくらいになるのでしょうか。

少なくとも、だんだん上昇しているのは確かですが、どれ程になるのか不安はあります。

そんな息子ですが、今度1学期の終業式で、小学部低学年の児童代表の言葉をやるそうです。

大勢の前で発表をする状況をどんな風に乗り越えるのか、今から楽しみです。