支援学級の子が先生から受けた、ひどい対応の話

前回、地元の学校との交流について記載している時に、イヤなことを思い出しました😥

この記事は、支援学級に在籍している子、またその関係者様にとって不快な記事になるかもしれません🙏

私が、どうして息子を地元の支援学級でなく、支援学校にこだわったのか、きっかけの1つとなったできごとです。

あれは、ちょうど4年前。

当時、小学1年生だった甥っ子が、昼休みに校庭で遊んでいました。

そこに、情緒の支援学級に所属している高学年のA君が近づいてきました。

A君は、知的には正常レベルですが、問題行動が多い子でした。

人に唾を吐く、暴言、暴力・・・

特に、低学年の子(弱い子)をターゲットにしているようでした。

体も大きく、放課後、1人でフラフラ歩いていることも多いため、近所ではちょっとした有名な子でした。

校庭で遊んでいる甥っ子は、A君が近くに来ていることは認識していましたが、気にせずお友達と遊んでいました。

しかし、A君が、狙いを定めたかのように低学年の集団の中に入って来たため、近くにいた甥っ子の担任の先生が、みんなに対して

「逃げなさい❗」と大きな声で言ったそうです。

甥っ子いわく、先生はクラスのみんなに

「A君は脳の病気なので、近くに来たら逃げなさい。」

と言っている、とのことでした。

このことを初めて聞いた時、耳を疑いました。

小1の子が話を作っているのかな?と。

気になって、その甥っ子に詳しく聴いたのですが、しっかりと状況を話してくれました。

2つ上の姪っ子、また同じ小学校に通う、高学年の別の姪っ子にも話を聴きましたが、どうやらA君への対応は、ひどいものだということは間違いなさそうでした。

A君は、下級生からも呼び捨てで呼ばれ、関わらないように避けられているそうです。

からかうと怒るので、わざと近寄ってそれを楽しんでいる子もいる。」とも言っていました。

先生は、見て見ぬふりだそうです。

姪っ子たちは、「知的クラスの子はおとなしいだけだからいいけれど、情緒の子たちは怖いから近寄りたくない。」と言っていました。

私は、この状況に悲しくてなりませんでした。

地域の学校でのこの対応を受け、A君の自尊心がどれだけ傷ついたことでしょうか。

姪っ子いわく、去年の支援学級の先生は良かったと。

昼休みを含め、休み時間もA君から目を離すことが無かったので、問題が少なかったそうです。

先生にも休み時間が欲しいのはわかります。

でも、もう少し、適切な対応を検討できると思うのですが。

そして、「逃げなさい」も、低学年の子たちが怪我をしないようにするためにとった行動だということはわかります。

でも、A君を止める方が先だと思うのです。

学校全体でフォローしてあげれば、もっと違った結果になっていたかもしれないと悔やまれます。

小1の甥っ子は、すっかりA君を、そして障がいについても間違った認識をしている様子でした。

なので、「君の可愛がっているいとこ(うちの息子のこと)も、A君と同じ苦手があるんだよ。一緒に遊んでいて”脳の病気”だと思う?」と聞くと、「全然違うよ😱」と驚愕しておりました。

先生にそんなこと言われたら、小1の子は素直に聞いてしまうでしょう。

この対応により、子どもたちの偏見が助長される気がしてなりません。

モヤモヤ、イライラするできごとでした。

私は、もともと、支援が必要な子が、地域の学校で学ぶという考え方には慎重派です。

通常学級でも、支援学級でも。

困り感が少なくて、少しの工夫で乗り越えられる子ならばわかるのですが。

もちろん、良い面もあることでしょうけれど・・・

共に生きる、助け合う、お互いを理解する、言葉は美しいです。

でも、理想の域から抜け出すことは、なかなか難しいと思います。

息子が幼稚園の時に、『みんなの学校』という映画を見ました。

大阪の公立小学校が舞台なのですが、子どもたち自身が考え、先生が考え、みんなが生活しやすい学校を作っていく様子を見られるドキュメンタリー映画です。

会場で1人で見たのですが、涙がボロボロ出て、心が洗われるような、すばらしい作品でした。

周りの大人たちの熱意が、子どもたちにちゃんと伝わって、うまく回っているケース。

見た直後は、羨ましいなぁ、こんな学校に通わせたい、なんて思いました。

でも、実際は、なかなかこう上手くはいかないと思いますし、支援が必要な子は、その分野の知識や経験のある教員によって、専門的に教育を受ける方が伸びが良いのでは?と思います。

幼い頃は特に。

どうして、特別支援教育の資格のない、経験もない普通の教員が、支援学級のクラス担任になれるのでしょうか。

資格があっても熱意があれば乗り越えられる、またはそれ以上のパワーを発揮することもあると思いますが、熱意もなく、経験として数年携わるくらいの先生には、大事な子を恐ろしくて預けられません。

『支援が必要な子も、必要でない子も、育て方はみんな同じ』なんて言う方もいますが、私は違うと思います。

支援が必要な子には、それなりの教育が必要です。

地域の学校で育てることの難しさ、危うさを拭い去ることができず、私は、息子をどうしても支援学校に入れたかった。

というより、支援学級には絶対に入れたくなかったのですが。

A君、現在中学3年生になる年だと思うのですが、地元の中学には入学していないそうで、支援学校にもそれらしい子はいません。

今、どうしているのでしょうね。