【絵カード】視覚優位の子に絶大なる効果!絵カードの作り方

今回は、私が普段使用している絵カードの作り方をご紹介したいと思います。

絵カード、利用してみたい・・・でも、面倒でなかなか始められないという方

私もそうでした。

既製品で売られていないかな?と何度も検索しました。

でも、既製品の物って、自分の子どもに合わせて作られていないので、必要なカードが足りなかったり、逆にいらないカードが多すぎたりします。

結局、自分で作るのが1番良い・・・という結論に達しました。

我が家の絵カードの使用目的は、主にスケジュールの視覚化です。

絵カードを使ったコミュニケーション方法のPECS(ペクス)は、やっていませんでした。

なので、PECSについてはよくわからないのですが、PECSにも利用できる絵カードだと思います。

前提としまして、私は、絵がものすごく下手です。

加えて字も下手😓

なので、普段はパソコンを使って絵カードを作っています。

パソコンもそんなに詳しいわけではないですが・・・

絵が得意なお母さんは、その場でパパっと描いたり、やさしい雰囲気の絵カードを使っていて羨ましいなぁと思います。

私のは機械的ですが、手軽に量産ができるのが魅力です。

まずは試す

まず、お子さんの反応が良いカードはいったいどんなものかを探る必要があります。

例えば、小さい子でもわかりやすい”おやつ”のカード。

👇おやつを食べているであろう絵でもわかる子もいますし・・・

👇具体物でないとわからない子もいます。

絵が良い子もいます。

具体的な写真の方が良い子もいます。

文字が付いていた方が良い子もいますし、単純に文字だけの方がわかりやすい子もいます。

何でも大丈夫な子もいますし、なんにでも反応しない子もいると思います。

まずは、試すことが必要です。

うちの息子の場合、スケジュールの絵カードを始めて効果的に使用するまでに2年かかりました。

なので、初めから気合を入れてたくさん作るのではなく、少しずつ、反応を見ながら改良していって、使えそうなら量産する方が良いかもしれません。

絵カードのイラスト

ドロップス

私が一番愛用しているのが『ドロップス』です。

このブログでも、毎回記事の頭に載せるアイキャッチに使用させていただいている絵です。

とてもかわいらしい絵で、バリエーションも豊富で使いやすいです。

本が出ています。

CD-ROM付きです。

『視覚シンボルで楽々コミュニケーション』という題名で、1と2があります。

イラストはもちろん、こんな感じで、保健行事で便利な表が内蔵されています👇

そして、なんと‼

ホームページより、一部のシンボルが無料でダウンロードができます👏

ドロップレット・プロジェクトさん、すごい😍

一部と言っても、かなりたくさん載せてくれてありますので、だいぶ使えます。

加えて、👇のサイトに、Microsoftのofficeを使って、ドロップスを利用した絵カードが簡単に作れるソフトを、無料で配布してくれています。

私は、この”エクセルDEドロップス”を愛用しています。

このおかげで、自分なりの絵カードが簡単に作れるようになりました。

パソコンに詳しくはない私でも、なんとか自分で設定できました。

👆こんな感じで、自分でエクセルの表を作って、そこにドロップスを挿入していきます。

設定する際は??となりながら頑張りましたが、設定後はかなり快適に絵カードが作れるようになります。

無料イラスト:いらすとや

”いらすとや”さんのイラストは、いたるところで見かけます。

種類の豊富さ、イラストのわかりやすさ、加えて規約の範囲内であれば無料。

最高です🙆

ドロップスに欲しいイラスト、表現がない場合は、私はまずここを見ます。

子供と動物のイラスト屋さん

ここのサイトのイラストもかわいいし、種類が豊富です。

一定の条件下の元であれば、無料で使用できます。

家庭で使う範囲ならば問題なさそうです。

どのイラストもそうですが、それぞれのサイトで利用規約をご覧の上、ご自身の責任でご利用ください🙏

いざ、絵カード作り

私の場合ですが・・・

  • パソコン(エクセルで作っています。下記にひな型あり。)
  • プリンター
  • ラミネーター
  • かどまる(ラミネート加工の角を丸く切る道具)

基本こんな道具で作っています。

まず、エクセルで絵カード作りから。

A4サイズでまとめて作ります。

私の場合、後々の収納を考えて、1つの絵カードのサイズは、約横4.4cm×縦4.8cmと小さめです。

私がいつも使っているひな型を載せておきます。

漢字にはルビが入る設定にしてあります。

ルビ表示は、下記を操作すると表示を無くせます。

それを印刷して、ラミネート加工します。

ラミネーターを買わないといけません。

ちょいとお金がかかりますので、本格的に作ろうと思ってからでも良いと思います。

でも、あると何かと便利です。

今は、専ら高校生の甥っ子が、受験勉強をするために表やらなにやらをラミネートして、お風呂やトイレに貼るために使いたいと言われ貸し出し中ですが・・・

ラミネートしたら、1つずつカードを切って、最後、角を丸くします。

👇”かどまる”を使用すると、手軽に角を丸く加工することができます。

穴あけパンチのように使います。

その後、我が家では、絵カードをホワイトボードに貼り付けて利用するので、裏に100均で売っている磁石をくっつけます。

磁石の裏に既にテープが付いているので、貼るだけです。

絵カードの保管は、セリアの『メダル収納ポケット』を使用しています。

👇こんな感じで収納して、欲しい時に取り出しています。

ちなみに、これ👆は、園時代に使っていた絵カードです。

幼稚園に一式渡して、先生が毎朝その日の予定を貼り替えてくださいました。

息子のために用意したものですが、周りの子どもたちも、この予定を度々見に来る様子があって。

そのうち、先生方が、すべての子どもに使いたいとおっしゃってくれて、園でも絵カードを日常的に利用してくれるようになりました

発達障害の子に優しいことは、すべての子どもに優しいです。

絵カードの活用

スケジュール

我が家で使っているスケジュールボードはこんな👇感じです。

ちょっと普段使っている汚いボードで恐縮ですが・・・

2週間の予定をざっくり載せています

隣に月のカレンダーを掛けて、そこにも予定を書き込みます。

息子は、次の長期休みをモチベーションに学校に行っているので、終業式や始業式の日はあらかじめ書き込んであります。

学校で予定をちゃんと視覚化してくれているので、家では、学校から配布されている時間割を貼ってありますが、細かい1日の流れは作っていません。

長期休みの場合は、家でも1日のスケジュールを追加して、だいたい今日何をやるのかわかるようにしています。

最初の頃は、もっと細かくスケジュールを明確にすべきかどうか迷って色々試したのですが、息子にはこの量がちょうど良いことがわかりました。

そして、自閉症をお持ちの方って、予定変更が苦手な場合が結構ありますよね。

スケジュールを作ってしまうと、変更した際にパニックにならないものかと心配です。

私もその点悩みました。

実際に私にアドバイスをくれた専門家の中には、変更→パニックになるなら、あえて細かなスケジュールの視覚化はしないほうが良いと言う先生もおりました。

でも、息子の場合、確かに予定変更の苦手さはあるものの、変更になった際にわかるように再び絵カードで伝えれば変更を受け入れやすい。

むしろ、視覚化したスケジュールがあった方が予定変更がスムーズになりました。

最初は面倒ですけれども、そのうちに慣れます。

そして、最近では、息子がスケジュールボードを変えてくれることもあります。

たまに変え忘れて先週の予定のままになっていると、「変えて」と息子が催促してくるので、息子にとっては役立つアイテムになっているはず・・・です。

手順

最近使っているのは、学校から帰ってきた後に行うことをまとめた手順ボード。

小1の時に1度定着したので、小2になって撤去したのですが、昨年末に復活させました。

冬になると、マスクや上着など、扱う物が増えて、本人が混乱しているようだったので。

今後、コップをシンクに出すなど、課題の追加も検討しているので、やはり、ボードはあった方が便利です。

手順ボードがあると、本人の動きがスムーズです。

今まで、かばんの片付けでごほうびは10円だったのですが、我が家の取り組むべき優先課題の1つに設定しているので、20円にアップして、本人のモチベーションをあげています。

ごほうびをアップしたことで、こちらが何も言わなくても取り組めるようになりました。

ごほうびについては、こちらの記事に書いています。

トークン・エコノミー・シムテムという言葉をご存じでしょうか? トークン・システムとか、トークン・エコノミー法とか、単純にトーク...

こちら👇は、昨年まで重視して取り組んでいた課題です。

朝起きたら、着替えまではしてくれるのですが、トイレは気まぐれで、こちらから何も働きかけないと、そのまま済ませずにスクールバスに乗るようなこともしばしば。

清潔のための洗顔、風邪予防のためのうがい。

良い行動パターンとして定着し、習慣のようにそのまま生活の一部になってくれたらな・・・と思い、ごほうび設定は高めにして2学期の間意識的に取り組んでいました。

本人の抵抗があったり、つい忘れてしまうこともあったのですが、これまたごほうびがモチベーションになり、だんだんと定着してきたので、今年になってボードを撤去しました。

始めの頃は、1つ終えるごとにボードに次の行動を確認しにくることもありましたが、今は頭にちゃんと入っています。

私の希望としては、うがいの後、最後に着替えをした方が・・・

洗顔で濡れた時などの対応が楽なのですが、本人の強い希望があり、この順番に落ち着きました。

さいごに

絵カードは、おしゃべりできる子には必要ない、知的に遅れがない子にはいらない、と思われていますが、そうではないと思います。

彼らにとって、先々の予定がわかることは安心につながります。

IQがめちゃくちゃ高くて、10歳で大学生になった自閉症のジェイコブ・バーネット君。

彼のお母さんの著書に、そんな彼でさえ、”スケジュールは先々わかっていたい”その方が楽だというような内容が書かれたいたと記憶しています。

こんなにお話も上手で、頭の良い彼でも、予定がわかるって大事なんだなぁと思いました。

まずは、試してみると良いと思います。

始め、親は結構な労力を要しますが、作ってしまえば活用自体は楽です。

先程も書きましたが、息子の時は2年くらいは不毛な時期がありました。

やっていて意味があるのか・・・

全然役に立っている感がない。

試行錯誤して、ついに子どもにビタっとはまる時期が来たり、効果的な方法をつかむことができました。

活用できるようになると、親も子も、絵カードのありがたみを実感できると思います。

そして、現在の息子ですが、だんだんと絵カードから文字だけの予定に変わりつつあります。

目標は、社会人になった時、自分でスケジュール帳をつけて、予定の管理ができるようになること。

今後につながっていければいいなと思っています。