【縄とび】苦手な子の縄とび練習と工夫

息子の幼稚園では、冬になると”縄とび”を行っていました。

でも、発達障害を抱える息子にとって、手と足を連動して動かさなければならない縄とびは、実に難しいものでした。

本日は、私が息子に試した縄跳びの工夫を、OT訓練で教えていただいたことを含め記載したいと思います。

縄とびの練習方法

両足で線を飛び越える

まず、その場でジャンプをしてみます。

ジャンプをすることに問題が無かったら、縄とびを地面に置いて、その縄を両足で飛び越える練習をしました。

ポイントは、両足でということ。

お子さんは、きちんと足をそろえてピョンと跳べますか?

そこでつまずくと縄とびは難しいですので、簡単にできるようになるまで練習してみましょう。

前後に跳んだり、横に跳んだり。連続で跳ぶ練習もします。

1本の縄を往復して跳んでも良いですし、床にテープを何本か貼って前進しながら跳び越える練習も良いと思います。

リズムよく跳ぶ

縄とびには一定のリズム感が必要です。

なので、テンポよくジャンプをする練習をしました。

大人が一定の感覚で手を叩いて、それに合わせてジャンプします。

大人も一緒に行ってあげると、子どもも楽しくできるかもしれません。

お子さん自身が手や自分の太ももを叩きながらジャンプする練習も良いです。

縄を回す練習

”縄を前に回す”という行動は最初は難しいようで、後ろに回す方が簡単なのだそうです。

なので、最初は後ろに回す練習をして、できたら縄を前に回す練習が良いかもしれません。

すんなり前に回せる子は良いですが。

最終的には、縄とびは手首を使って回す動きが必要になりますが、最初は難しいと思いますので、肩で回しても大丈夫だそうです。関節をたくさん動かす練習になります。

方法ですが、普通の縄とびを2つ折りにして回す練習も良いのですが、持ち手が2つ重なって小さな手には持ちにくいと思います。

なので、息子には100均で買った縄とびを切ったもので練習させました。

縄の先を結んであるのには理由があります。

重さがあった方が回しやすいからです。

OT訓練では、縄の先にボールが付いたようなもので練習をしました。

ちょうどこんな感じ👇

これを手に持って、片方ずつ回す練習をし、できたら両手で同時に回す。

それができたら、回しながらその場でジャンプする練習をしました。

ゆっくり回して跳ぶ

いよいよ、縄を回して跳んでみます。

ゆっくりと縄を回して、縄が目の前に来たら両足で跳び越えます。

こんな感じです👇

図の引用:立石加奈子・中島そのみ著 鴨下賢一編著 『苦手が「できる」にかわる!発達が気になる子への生活動作の教え方』 中央法規出版 2013年3月15日発行 P.151

最初は、流れがところどころ途切れるかもしれませんが、慣れてくると早くできるようになります。

それが連続して早くできるようになると、みんなが知っている前跳びになります。

縄とびへの工夫

縄とび用の縄、いくつか試しました。

息子が使用した時の使用感を簡単に書きます。

ビニール製の縄とび

最初に用意した普通の縄とびです👇

跳びやすい、とそこそこレビューが良かったので購入した商品でした、息子には合いませんでした。

先程も書きましたが、最初の頃は縄に重さがあったほうが飛びやすいそうです。

こういう普通の縄とびは、ゆっくり回すと縄がヨタヨタとなってしまいダメでした。

跳べるようになって、二重跳びとかができるようになったら、このタイプは良いと思いますが、初心者の息子にはまだ早かったようです。

ビーズの付いた縄とび

重い方が跳びやすいのならば・・・

ネットを検索をして、ビーズの付いた縄とびを見つけました。

これは、子ども用ではなく、ダイエット向けの商品だったと思います。

だからか?

重すぎた😓のもありますが、回せるんですけれども、当たると痛いですね。

ということで、これも却下。

もったいないので、ビーズ部分だけ少しとって100均の縄とびにつけました。

回す練習のための縄とびです。

先程紹介した物👇より重さが出て回しやすそうでした。

ロープタイプの縄とび

園の体操教室で使っていた姪っ子の縄とびです👇

持ち手のない普通のロープで、縛って長さ調節をします。

同じロープでも、園指定の縄とびには持ち手が付いています。

太めのロープなので、重さがあり安定しています。

息子でも回しやすいような感じを受けました。

これはおススメです🙆

持ち手の長い縄とび(自作)

病院のOT訓練では、持ち手の長い縄とびを使用して練習したのですが、それがとても回しやすいようで、息子もそれなら回せる、跳べるという状態でした。

手首の返しがうまくいきにくい子には、長い持ち手が良いそうです。

OTの先生に、その縄とびが欲しいと聞いてみたのですが、OT用で一般には売ってないとか。

なんとかネットで探し当てたのですが、高かった記憶があります。

なので、似たような物を作りました。

【準備する物】

  • 100均に売っている突っ張り棒2本
  • ロープ
  • ビニールテープ

①突っ張り棒の分解

まず、突っ張り棒ですが、こんなもの👇が普通に売っていますので、最大限伸ばして引っ張って2つに分解します。

使用するのは片方だけです。

なので、突っ張り棒は2本必要です。

突っ張り棒の長さですが、100均に売られていた2番目に短いのを買った記憶が・・・

ちょっと定かでないですが。

ちなみに、セリアで買いました。

分解した後の棒の長さが約33cmなので、そのあたりを目安にして、あとはお好みで選んでください。

②突っ張棒にロープをねじ込む

次に、突っ張り棒の穴にロープをねじ込みます

我が家では、幅1cmくらいの太さのロープを使用しました。

このあたりはお好みで。

ねじりこみやすいように、ロープの先端にテープを巻きました。

縄の長さですが、一般的には縄とびは、”身長+55cm”とか、両足で縄を踏んで持ち手を持った時、腕が90度くらいになる位置が良いそうなのですが、最初は長めが良いとアドバイスを受けました。

③ロープと突っ張り棒を固定するために、テープを巻く。

ある程度ロープを中にねじ込んだら、周りをテープで巻いて固定します。

うちでは、家にたまたま白のビニールテープがあったのでそれを使用しましたが、お好みのテープで良いと思います。

ちなみに、ビニールテープ、はがれた後がべたべたしますが、ロープは抜けにくかったです。

年長の時に、これを園に持って行って使用していましたが、1回抜けて固定し直したくらいです。

完成形はこちら👇

使用済みの物を撮ったので、テープがはがれていたり、汚れがあったりしていますが😅こんな具合にできました。

普通の縄とびと、自作の縄とび。

息子に使わせて比べてみましたが、明らかに持ち手が長い縄とびの方が使いやすそうでした。

縄が後ろから前にきちんと来やすくなるというか・・・そんな印象を受けました。

最後に

最終的には、脇をしめて、手首で縄を回せるようになるとかっこよく跳べますが、ここまで行くのにうちの息子はなかなか大変でした。

最初はすごくゆっくりと、不格好な跳び方ですが、徐々にできるようになっていきます。

自作の縄とびですが、費用もさほどかからず、簡単にできます。

もし、お子さんが縄とびが苦手で困っていましたら、是非試してみてください🙏

少しでも、みなさまのお役に立てますように・・・お子さんの力になれるとうれしいです。