先日、息子の同級生のママ友と3人でランチに行った際のこと。
ママ友2人から、「最近子どもの爪噛みがひどい。」という相談を受けました。
学校で授業中など、暇があると爪を噛んでしまうそうで、爪が半分くらいないとか。
うちの息子も、幼稚園から爪噛みの癖があり、治ったり、また出たりの繰り返しです。
やっぱり学校で暇な時に噛んでしまうことが多く、夏休み等の長期休みをきっかけに収まることもあったのですが、半年以上収まらなくて、指先にばい菌が入って腫れて・・・
なんとか辞めさせなきゃ、と悩んだことがありました。
息子の主治医(児童精神科医)からは、「爪噛みはやっかいでなかなか治すの難しいよ。」と言われていたので、余計焦った感がありました。
そこで、自力で治すために使用したのが、『バイターストップ』という商品です。
現在は、日本製の物など他にも種類が豊富に出ているようですが、我が家はこれを愛用しました。
保存があまりできない?のかな。
使用して、また1年後に使おうと取り出した際には干からびていたので、2本買った経験があります。
口に入れても安全なものでできているようですが、びっくりするほど苦いです。
なので、食事などでまだまだ手を使用する子は、食事もまずくなってしまうかもですが。
友人は、爪噛みの他にも指しゃぶりで悩んでいたので、これを塗ったところ、そちらにも効果があったそうです。
マニュキュアのようになっているので、1度塗ると数日効果が続きます。
私は、苦さが持続するように毎晩息子が寝ている隙にせっせと塗りました。
息子は、苦さに負けないように爪噛みをし続けたこともありましたが、やっぱり苦みが口に残るそうで。
手の爪を諦めて、足の爪まで噛もうと抵抗しましたが(笑)
最終的には爪噛みが消失したので、一定の効果があったかなと思います。
爪噛みは、癖でつい爪を噛んでしまうこともあるのですが、場合によっては、自傷行為にもあたります。
爪を噛んで、深爪をすると痛いですよね?
その痛みが心地良いそうです。
原因は、暇つぶしの他にも、そうした刺激を求めて・・・という可能性もあります。
爪噛み自体は、他人に迷惑をかける行為にはならないかもしれませんが、不衛生ですし、見た目にも良くありません。
それに、指先からばい菌が入って化膿すると、本当に痛いです。
癖が強くなる前に、変な刺激を求めるのが習慣になる前に、何らかの対処が必要かと思います。
ストレスなどから自傷行為になっているのであれば、原因を取り除く必要もありますね。
それに、将来的な話ですが。
就職の会社説明会の際、ある会社の社長様からこんな話をうかがいました。
爪噛みの癖がある人は、ゴム手袋の上から噛もうとすることもあり、これは困ります。
本人も、癖をやめようとしてストレスもたまります。
結果、本人と仕事のマッチングが合わないことになってしまうのです・・・・
就職先の間口がぐっと狭くなってしまいます。
なので、できるだけ小さいうちに、この癖のある人は治す努力をすることをお勧めします。
ごもっともなお話でした。
爪噛みは、今はそんなに大きなことではないかもしれませんが、癖が続く子は大人になっても治らないそうです。
自然になくなっていく場合もありますが、そうでない場合もあります。
まだ小さい段階から、早めに治せるように、バイターストップのような商品を試すのも良いかと思います。